

150年前の科学誌『NATURE』には
何が書かれていたのか
150年前の科学誌から、現代を読み解く。
世界で最も有力な科学誌の一つ、イギリスの科学雑誌『ネイチャー』(NATURE)は、日本がようやく戊辰戦争を終えた1869年に創刊されました。
創始者のアマチュア天文家、ノーマン・ロッキャーはじめ、ネイチャーに関わった人々は、その後30年間赤字が続く中でも、強烈な使命感と、読者のあふれる好奇心に支えられながら刊行を続けました。いったい、150年前のネイチャーには何が書かれていたのか?ダーウィンも活用した「SNSの原点」、日本愛あふれる科学者、女性科学者の苦悩と希望、科学誌が見た明治日本の姿とは?「志」、そして「友情」が育んだ希望とは。
初期「ネイチャー」から現代、そして未来を読み解くヒントを探る、知的冒険の一冊です。
定価1,500円+税 2019年7月10日発売 発行:ベレ出版

時事通信社マンスリーコラムの新シリーズが始まりました
April 13, 2022 サイエンスキッズ『宇宙へようこそ』
中高生のみなさんから大人のみなさんまで、最近の自然科学の話題をやさしくお届けする時事通信社の新聞コラムを継続しています。毎年4月にテーマを変えていますが今年は再び「宇宙」。宇宙創成のなぞや宇宙開発から天文歳時記まで!
千里ライフサイエンス振興財団のNewsletterに連載しています
February, 2022 『生命科学のフロンティア』
講談社ブルーバックスサイトに記事が掲載されました
July 8, 2021 『みんなの大疑問!日本のコロナワクチン開発はなぜ遅れたのか?』
新型コロナウイルス感染症は、世界各国をいっせいに襲ったために、各国が抱える課題を炙り出すと同時に、各国間の科学力の対比をも容易にした。とりわけ欧米諸国では複数のワクチンが数ヵ月で完成したのに対し、日本のワクチン開発は完全に出遅れた。
「科学技術立国」を標榜していたはずの日本に、いったい何が起きたのか。(リンク)
nippon.comに拙稿が掲載されました
December 2, 2020 『高感度化したスーパーカミオカンデ:超新星爆発の謎に挑む』
夏に高感度化したばかりのスーパーカミオカンデを訪ね、中畑雅行実験代表に話を伺いました。先日亡くなられた小柴昌俊先生との1987年の超新星爆発時のエピソードは、研究がときに運命的な展開で大きく進展するのだと心躍りました。(リンク)
NHKの日曜討論に出演しました
December 15, 2019 どうするニッポンの科学技術
TODAY'S PICTURE

この日、雨上がりにやってきたのは、日本で2番目に小さな野鳥、エナガです。
ピピッ、ピピッ、と笛のような澄んだ声でおしゃべりしながら、枝から枝へと飛び移ります。ふわふわしたぬいぐるみのような体に、ピンと長くのびた尾羽。名前の由来が「柄長」だというのにも納得。
雨上がりのエナガ
A long-tailed tit(Aegithalos caudatus)
Ota Tokyo 4 Sep. 2017